SEO対策において「施策」以外で重要な事は何かと問われたら間違いなく「キーワードの選定」と答えます。サイトの内的要因を整えて、然るべき外部対策を行い、検索順位も上がってきた。しかし、Webサイトへのアクセスはあまり増えない。こういう話をよく耳にします。これは「キーワードの選定」が間違っていたのではないかと推測されます。SEO対策を実際に行う前にキーワードについてよく考えてみましょう。
例えば不動産系のサイトをSEO対策しようとします。多くは「不動産」や「賃貸」などのキーワードでSEO対策をしたいと最初に言われます。これらのキーワードは俗に言う「
ビッグワード」であり、SEO対策の難易度は高く、検索順位がなかなか上がらなかったりします。
しかしよく考えてみてください。自分が引越しをする際に、次の部屋を探すのに「不動産」と検索するでしょうか?僕ならば「不動産 東京」や「賃貸 東京」など地名を複合ワードとして選択し、検索します。東京よりももっと細かく、「渋谷」なんてするケースも多そうです。
ようはそういうことで、「ユーザーがどのようなキーワードで検索してくるか?」を推測し、対策するのがベターなSEO対策だと思います。